専業主婦が一番損する働き方とは?
- あんしんプランナー
- 2019年9月18日
- 読了時間: 2分
専業主婦がパートで働くときに、いったいいくらまで働くのがお得なのか・・・?
よく耳にする100何万円の壁とはなんなのか?
そもそも103万円と150万円は税金の壁です。
103万円にしても、150万円もどちらも超えることによる、夫婦の手取りが減るというデメリットは基本的にはありません。あまり気にする必要はないと思います。
106万円と130万円は社会保険料の壁になります。
一定規模以上の会社でアルバイトやパートをすると、年収106万円以上で社会保険に加入することになります。お給料の中から、厚生年金、健康保険を負担することになります。これにより給料の手取り額は減りますが、老齢年金の上乗せが期待できます。そもそもこれには、正社員が501人以上で、下記の要件があります。
・収入が月88,000円以上
・雇用期間が1年以上
・所定労働時間が週20時間以上
・学生ではない
また、130万円までなら夫の扶養範囲なので、年金や健康保険の社会保険料は払わなくてもOKです!
上記の規模にあたらないところでパートやアルバイトをし、年収が130万円を超えると自分で国民年金と、国民健康保険に加入することになり、ひと月あたり約3万円、年間にすると約36万円の社会保険料の負担になります。
ですから一番お得でないのは、130万円を超え、会社の社会保険にも加入できず、自己負担で国民年金と国民健康保険に加入する場合です。106万円であれ、それ以上であれ、社会保険に加入できるのなら(老齢年金の上乗せや傷病手当金の受給権利など)目先の損得以外のメリットがありますね。

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