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  • 執筆者の写真あんしんプランナー

地域包括支援センターはご存知ですか?

「8050」問題で話題になるのが、80歳以上の親がもしも認知症や介護が必要になった時どうするか?ということです。現在私は認知症サポートリーダーですが、とても便利な機関があります。


それは、地域包括支援センターです。


高齢者やそのご家族はもちろん、地域の方も困っていることや心配なこと、気になることがあれば、地域包括支援センターに相談してみてください。


例えば、離れて暮らしている親御さんを家族からの依頼があれば、職員が親の様子を確認する為に定期的に訪ねてくれます。見守りを依頼し、認知機能や健康状態に異変を感じたら報告するように伝えましょう!


地域包括支援センターには、介護分野の専門家である「主任ケアマネジャー」、福祉制度の専門家である「社会福祉士」、医療・保健分野の専門家である「看護師」「保健師」が所属しており、地域で暮らしていきたいと考える高齢者やその家族などを支援しています。もちろん、相談や質問の内容は守秘義務がありますので、安心して相談できます。


高齢者に関する幅広い相談を受け付けるとともに、介護、医療、福祉、保健など、さまざまな制度や地域の社会資源の紹介を行っています。


例えば、介護保険の内容説明や認定申請に必要なお手伝いをしてくれます。必要に応じて、自宅などへの訪問を行ってもらうことも可能です。


また悪質商法などの被害防止と対応、高齢者虐待の早期発見と防止、成年後見制度の手続き支援など、高齢者の権利が侵害されないようにサポートを行っています。


自宅の改修や介護施設の入所手続きなど、家族が立ち会わないといけない状況も出てきます。勤め先には事前に介護休暇の申請をしましょう!介護が必要な親族1人につき、年5日取得できます。


深刻な状況になれば、介護休業の取得を検討しましょう。最大93日間、無給の場合、給与の67%の給付金が受け取れます


やはり、上司と同僚に報告し、スムーズに仕事を移譲できる相談はしておきたいです。就業規則をもう一度見直すのもお勧めの方法です。案外知らない福利厚生が隠れているかもしれません。もし、就業規則がない場合は人事や労務担当者に確認、相談してみましょう!



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